AKAI GX-R66 ¥74,800(1984年頃) 20Hz~19kHz ±3dB(メタルテープ)

AKAI GX-R66 ¥74,800(1984年頃) ノイズリダクションシステムとしてdbxを搭載したクイックリバースデッキ。 ノイズリダクションシステムとして従来のドルビーB/C NRに加えてdbx NRを搭載しています。 dbxでは入力信号のレベルを1/2に圧縮して録音し、再生の時にそのレベルを2倍に伸長する方法でテープ特有のヒスノイズを30~40dB低減させるととも共に広ダイナミックレンジを実現しています。 メカニズム部にはBSP(Bi-directional Symmetrical Precision)メカニズムを採用しています。 このメカニズムでは往復両方向の走行特性を均一化するために左右対称化を図っています。しかもテープ走行をより安定化するためにテープガイドを独立させ、テープ接触面を幅広くとったデュアルワイドガイドシステムを搭載することでテープ走行の乱れを低減しています。 ヘッドの回転によるアジマスずれを防ぐためロータリー方式を採用しており、往復とも同一のヘッドギャップと録再アンプを使用しています。そのうえで高精度、高信頼性に挑戦したアキュレイトリバースヘッドシステムを完成し、対応させています。 ヘッドハウジング部には高硬度亜鉛ダイキャスト、回転部には耐摩耗性に優れた個体潤滑剤を採用しています。また、ストッパー部には高硬度ファインセラミックスを採用しています。 ヘッド部にはツインフィールド・スーパーGXヘッドを採用しています。 このヘッドではひとつのヘッドハウジングに深いバイアス電流に耐える4μの録音専用ヘッドギャップ、高域特性の良い1μの再生専用ヘッドギャップを採用しており、3ヘッドに匹敵する高い性能を得ています。 また、コイル線材に純度%の無酸素銅線(OFC)を新たに使用しており、音質改善を図っています。 録再アンプには±2電源方式によるDCアンプを搭載しています。また、ドルビーブロックは相互の影響を避けるため、アンプブロックから独立させた構成となっています。 アンプ部にはハイスルーレートローノイズOPアンプや新開発FBET(Fold Back Electrode Transistor:折返し電極トランジスタ)を採用しており、ラインアンプのハイスピード化と歪の低減を図っています。また、dbxの広ダイナミックレンジに対応するため、高速トラッキングレギュレーターを採用しています。 ランダム選曲やイントロプレイなどの操作が行えるRPPSを搭載しています。 ランダム選曲機構では聴きたい曲を聴きたい順にプログラムできます。 テープのA面B面、合わせて29曲中、最大30プログラムまで自由にプログラムすると、コンピューターが自動コントロールして指示された曲順に演奏をはじめます。 この機能では
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