“欧州最後の独裁者”ルカシェンコ氏 7期目に向け「来年の大統領選に出馬」(2024年2月26日)
ロシアのプーチン大統領と関係が深く、30年にわたって独裁を続けるベラルーシのルカシェンコ大統領が7期目を目指し、来年の大統領選に出馬すると明らかにしました。
ベラルーシでは25日に議会選挙が行われ、投票に訪れたルカシェンコ大統領は記者団を前に来年の大統領選に「出馬する」と明言しました。
ルカシェンコ氏は1994年から政権を握り続けていて、「ヨーロッパ最後の独裁者」とも呼ばれてきました。
プーチン大統領の盟友であり、ウクライナ侵攻ではベラルーシ国内にロシア軍の駐留を認めるなど侵攻を容認し、ロシアを支援する立場を取っています。
2020年の大統領選挙後にはルカシェンコ氏勝利の結果を認めない国民による大規模デモが発生し、死者が出る事態になっていました。
[テレ朝news]