( わらべうた ) ずいずいずっころばし
{ わらべうた } ずいずいずっころばし
歌唱: こだま児童合唱団のお友達
(埼玉県地方わらべうた。この歌は、ゆびあそび の歌です。)
NHK「みんなのうた」で、1962年12月~1963年1月ザ・ピーナッツが、
1968年10~11月ボニー・ジャックスが、歌っています。
「茶壺」は、江戸時代、幕府が将軍御用達の宇治茶を茶壺に入れて江戸まで運ぶ行事です。
茶壺が通行する際は、大名でも駕籠を降りなければならず、
村々では街道沿いの掃除が命じられ、
街道沿いの田畑の耕作までが禁じられ、
子どもは親に呼ばれても決して外に出てはならないと
されていたようです。
家の中で息を潜めていると、なにやら米を喰っているネズミの鳴き声や、
近くの井戸で茶碗が割れる音までが聞こえてくる。
それらの様子を歌詞として、(ずいずいずっころばしごまみそずい
茶壺に追われてトッピンシャン、抜けたらドンドコショ
俵のねずみが米食ってちゅう ちゅうちゅうちゅう
おっとさんがよんでもおっかさんがよんでも行きっこなしよ
井戸のまわりでお茶碗 欠いたのたぁれ)と歌われております。