️ロシアのラブロフ外相のドキュメンタリー映画『東方への橋』についてのインタビューより(2024年8月31日)

️ロシアのラブロフ外相のドキュメンタリー映画『東方への橋』についてのインタビューより(2024年8月31日) 質問:先頃外相は、米国の指令なくしてはゼレンスキーがクルスク州への侵攻を決断することはなかっただろう、と言われた。西側は、こうした行動によって、また新しい兵器や傭兵をウクライナに送り込むことによって、何を目指しているのか。 メディアには、ゼレンスキー交代に関する情報が現れている。これが実現すれば、キエフ当局との交渉も可能になるのか。  ラブロフ外相:この状況においてどのような思惑があったのか、私には判断がむずかしい。我々の西側の同僚には、鋭い頭脳がある。彼らは、時々すべてを自己流にひっくり返すことがある。しかし、それで何かが成し遂げられた試しはない。 (中略) どのような目的と企てが彼らにあったのか、判断することは非常にむずかしい。これについては現在政治学者たちが話し合っている。ゼレンスキーでさえ、これはその後に続く交換のために必要なのだと言っていた。そのために捕虜や何平方キロもの土地を手に入れたいというのだ。実に単純で世間知らずである。 自国の領土については、誰が相手であろうと、我々は決して交渉を行わない。クーデター後にキエフ政権が行なった犯罪行為の阻止について話し合うのであれば、我々にはその用意がある。 キエフ政権は、自国の都市を爆撃するようになった。なぜならその住民たちがクーデターの結果を認めることを拒んだからである。政権についた過激派は、生活のあらゆる場面でロシア語を禁じる決定を下した。住民たちは、これに抗して立ち上がった。この人々は、テロリストとみなされた。こうしたことを阻止するために、我々には交渉を行なう用意があった。交渉は行なわれ、ミンスク合意を以て終了した。しかし、今になって公表されたところによれば、ミンスク合意を履行するつもりなどは、はなから誰にもなかったのだ。要は、ナチスト政権がロシアと戦争を行うために、武器を供給する時間稼ぎをしなければならなかったのである。 ️こうした人々の権利、歴史や父祖からの遺産、言語、宗教、文化を守るために、我々はドネツクおよびルガンスク両人民共和国を承認し、彼らの要請と国連憲章第51条に基づき、この人々を守るために立ち上がらざるを得なかったのである。 しかしその瞬間まで、我々には話し合いを行なう... Source: Embassy of Russia in Japan
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