卓上丸ノコ スライド台 高精度で小さな材もカット可能【Circular Saw Crosscut Jig】
■丸ノコのスライド台、スライドガイドです。
・自作の小型ホールドダウンクランプにより手で固定が困難な小さい材にも対応しています。
・アルミレールを微調整できることで高い精度(平行)でカット可能です。
・デジタル角度計を固定することで任意の角度でカット可能です。
卓上、省スペース、高精度、小型の材に対応したスライドガイドとなります。
利用した丸ノコは、HIKOKI C5MAY 125mm
スライドガイドのサイズは450x300x85mm
加工サイズは、理論上は、厚さ40mm、幅340mmまでいけますが
安全に使うなら厚さ30mm、幅300mmぐらいが良いと思います。
■作成上の注意点です。
・アルミレールではなくアルミフレーム(20x20)を利用しているのは、安価に手に入るためです。
また、M5のTナットが入手可能なので自作ホールドダウンクランプ作成に便利なのも理由です。
・アルミフレームの高さ(20mm)の板を作るため冒頭で、5.5 5.5 の合板を張り合わせています。
・アルミレールは切断して使っています。切断のために簡易のスライドガイドを作っています…
※モノタロウには5cm単位で20x20のアルミフレームが販売あります。
・アルミのL字アングルは3mm厚15x15を利用しています。
・L字アングルは高さが15mm以上だと丸ノコのモーターが干渉して下まで降りなくなるため注意が必要です。15mmでも僅かに干渉します。
・L字アングルの固定に使っているネジはM4-8mmです。アルミフレームの溝の深さが6mmしかないためM5-10mmは使えませんでした。M4のTナットを別途使っています。
・精度に関しては動画では、以下の誤差になっていますが、0.1~程度の誤差はでます。墨入れ精度、位置合わせの精度、木材の精度により誤差が出るためです。
・自作ホールドダウンクランプは、M5のTナット、M5全ネジ、M5蝶ネジ、ワッシャー、固定金具を使って作成しています。折り曲げている角度などは適当です。
・サイズが大きくても良いのであれば、長さを伸ばし、切り始めと切り終わりに丸ノコを安定して置けるようにスペースを作成した方が安全です。
・丸ノコの刃はアルミも切れるオールラウンドチップソーを使っています。
・微調整用のL字のパーツは、アルミフレーム用のパーツです。予め空いていた穴をねじ切りで開けて先の尖ったイモネジを付けています。
■使った材料、工具等
・SUS アルミフレーム 20x20
・SUS Tナット SS M5
・SUS Tナット SS M4
・SUS アングルブラケットSS(ステン)キット
・光モール L字アングル 15x15x1000 (厚さ3mm)
・シンワ測定 デジタルプロトラクター
・シンワ測定