潜水艦モチーフの宿泊施設オープン「乗組員になったような気分」 広島・呉市

海軍の街として多くの観光客が訪れる呉市の中心部に、船舶ファンにはたまらない『あるもの』をモチーフにした宿泊施設がオープンしました。 呉市・中心部に今月、新たに誕生した宿泊施設。その中に入ってみると…。 【赤ビル3C&Spa 小島 真帆 社長】 「こちらが士官室になっています。潜水艦の丸い内殻と円形の天井を表現しているところになります」 まるで潜水艦の乗組員になったような気分が味わえるゲストハウス。 その名も『RED SUBMARINE』(レッド・サブマリン)です。 館内には本物の潜水艦さながらの装飾が施されており、艦長室と名付けられた個室タイプの部屋のほかに潜水艦の乗組員が寝るためのベッドを模したドミトリータイプの士官寝室など15部屋を用意。さらにはこんなものまで…。 【小島 真帆 社長】 「こちらがトイレになっていまして、やっぱり業務用っぽい感じの、ステンレスのものをあえて入れまして。今の季節だと便座が冷たいみたいなので、我こそは潜水艦の(乗組員)だというイメージで冷たくても大丈夫だって方はこちらを使っていただいて…」 トイレもステンレス製というこだわりでファンにはたまらない空間となっています。 宿泊施設を手がけたのはこのビルで銭湯を運営する社長の小島 真帆さんと父の田口 美紀男さんです。 田口さんは海上自衛隊で7隻の潜水艦に乗っていた元ベテラン乗組員で、小島さんが父の経験を生かした施設づくりをすることで、地域を盛り上げようと考えたのがオープンしたきっかけだったといいます。 【小島 真帆 社長】 「せっかく呉につくるんだったら、何かおもしろいテーマがあったほうがいいんじゃないかと思って。ちょうど私の父が元自衛官ということで、潜水艦にしてやろうと。船のまち呉に来て、大和ミュージアムとか、てつのくじら館とか、昔の海軍のいろいろな史跡があって、そういう港町を楽しむ中で、朝起きてから寝るまでも、その雰囲気にどっぷり浸かって楽しんでいただけるように企画したものなので、とにかく呉のまちを満喫してもらいたいと思っている」 <スタジオ> 【TSS野球解説者 山内泰幸さん】 「潜水艦らしいソナーの音もいいですね」 安い部屋だと1泊3300円(税込)~だということです。
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