ナワリヌイ氏の献花に訪れたモスクワ市民を警察が自宅まで押し掛け拘束(2024年2月27日)

 モスクワの警察がナワリヌイ氏の献花に訪れた市民を自宅まで押し掛けて拘束し始めています。  ロシアの人権団体は27日、ナワリヌイ氏の献花に訪れた男性が自宅を出ようとした際に警察に拘束されたと報じました。  拘束された理由は明らかになっていません。  別の男性も同様に自宅にやってきた警察に連行されたということです。  いずれの男性も17日に献花した現場で一時拘束された後、釈放されていました。  また、独立系メディアによりますと、26日夜に自宅にやってきた警察官から献花の際の監視カメラ映像を見せられ、連行された男性もいるということです。  「集会」に違法に参加した罪に問われたということです。  死亡したナワリヌイ氏の陣営は、今週中にも「しのぶ会」を開催する方針を明らかにしています。  当局は多くの市民が参加しないよう、事前から圧力を強めているとみられます。  一方、27日はかつてプーチン政権批判の急先鋒で、9年前に暗殺された野党指導者、ボリス・ネムツォフ氏の命日にあたります。  暗殺現場などに毎年多くの市民が献花に訪れますが、今年は警察が見張りを強化しています。 [テレ朝news]
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