米国防総省 日本との情報共有に自信 中国軍が防衛情報に不正アクセスか(2023年8月9日)
中国軍のハッカーが日本の防衛に関するコンピューターシステムに侵入していたと報じられた問題で、アメリカ国防総省は日本との情報共有に自信を持っていると述べました。
ワシントンポストは7日、中国軍のハッカーが日本政府の防衛機密を扱うコンピューターシステムに侵入したことをアメリカの国家安全保障局が2020年秋に発見し、日本政府に対し対策が十分ではないと通知していたと報じました。
この際にアメリカの当局者は「日本の現代史上、最も有害なハッキングの一つ」だと警告し、オースティン国防長官も日本がサイバー防衛を強化しなければ、日米間の情報共有が遅れると指摘したとしています。
国防総省のシン副報道官は8日、「アメリカは日本との関係や情報共有に自信を持っているし、これからも続けていく自信がある」と述べ、報道内容についてはコメントを避けたうえで、日本が安全保障上の懸念に対処することができると強調しました。
[テレ朝news]