ロシア外務省のG.E.ルキヤンツェフ人権・民主主義・法の支配問題全権大使(人権問題多面的協力局所長)がイズベスチヤ紙の取材に応じる(2024年7月8日)
欧州人権裁判所について
・欧州裁判所は反露プロパガンダの代弁者に成り下がった。ロシアが欧州人権裁判所の管轄下にないことなどを理由に、我が国に不利な判決が次々と下されている。ロシア連邦、及び我々に関係するすべてのものを悪者扱いし続ける必要があるのだ。
• ロシアでは国境を明確に定義する連邦法がいくつか採択されている。2022年3月15日以降、欧州人権裁判所がロシア連邦に下した決定に拘束力はない。我々はこれらの判決を認めず、応じることはない。
欧州評議会について
• 欧州共通協力局の故N.S.コブリネツ局長がかつてインタビューで正確に指摘した通り、我々は欧州評議会に「またね」ではなく、「さらば」と言っている。そしてこれは、この組織とその内部でいま起きていることに対する我々の態度を明確かつ一義的に特徴づけている。そこに復帰する案はシンプルに有り得ない。それは不可能だからである。
国連人権理事会について
• 国連人権理事会が設立されたとき、国連人権委員会に代わるものとして、非常に大きな期待が寄せられていた。今や評議会が旧委員会の活動に特徴的だった例の否定的な側面をすべて保持しただけでなく、それらを数倍に増加させ、発展させたことがわかる。今やこの組織は西側諸国の管理下にあり、こうした国々はこの機関を通じて自国の政策を推進しようとしている。
• 評議会が最も差し迫った問題を検討できないという最も明白な証拠はおそらく、ガザ地区に対する対応である。未だに評議会は占領されたパレスチナ領で起きていることに発言し、自らの評価を表明できていない。
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Интервью Уполномоченного МИД России по вопросам прав человека, демократии и верховенства права, директора Департамента многостороннего сотрудничества по правам человека МИД России Г.Е.Лукьянцева «Известиям» (8 июля 2024 года)
О Европе...
Source: ???? Embassy of Russia in Japan