ゼレンスキー大統領 ウクライナ軍ザルジニー総司令官を解任(2024年2月9日)

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦況の停滞などを理由に解任が噂されていた軍トップのザルジニー総司令官を交代したと発表しました。  ゼレンスキー大統領は8日、ザルジニー総司令官に対し、「2年間、ウクライナを守ってくれた」と感謝を示したうえで、総司令官を交代したと明らかにしました。  ゼレンスキー大統領とザルジニー氏はさらなる兵士の動員などを巡り、意見が対立したと指摘されていました。  ゼレンスキー大統領は声明で、「前線での戦況の停滞が国民のムードに影響している」などと指摘し、軍の指導部の刷新を決断したとしています。  後任の総司令官にはシルスキー陸軍司令官が就任し、新たな指導部が最前線で戦う部隊を効果的にローテーションさせるなど、軍の再編や立て直しを図るとしています。 [テレ朝news]
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