History of KEIO Karate 慶應義塾体育会空手部創立50周年記念形映画 ~Kata film of Keio Karate club 50th Anniversary~
0:27 鉄騎初段(Tekki shodan)斎藤絋二(Koji Saito)
1:27 鉄騎弐段(Tekki nidan)山本和郎(Kazuo Yamamoto)
2:30 鉄騎参段(Tekki Sandan)吉和田慶三(Keizo Yoshiwada)
4:07 十手(Jitte)小幡功(Isao Obata)
5:25 抜塞大(Bassai Dai)外川清(Kiyoshi Togawa)
6:01 観空大(Kanku Dai)近藤彰朗(Akio Kondo)
9:25 燕飛(Enpi)高橋恕(Hakaru Takahashi)
10:03 岩鶴(Gankaku)亀井信一(Shinichi Kamei)
12:37 慈恩(Jion)岩本明義(Akiyoshi Iwamoto)
14:09 半月(Hangetsu)小幡功(Isao Obata)
16:45 観空小(Kanku sho)桑原功次(Koji Kuwabara)
18:19 抜塞小(Bassai sho)池田充(Mitsuru Ikeda)
20:16 五十四歩上(Gojushiho Dai)鈴木博雄(Hiroo Suzuki)
21:50 二十四歩(Nijushiho)高木房次郎(Fusajiro Takagi)
22:59 周子の棍(Shushi no kon)和田光二(Koji Wada)
23:49 佐久川の棍(Sakugawa no kon)野口哲郎(Tetsuo Noguchi)
25:35 釵(Sai)門松善郎(Yoshiro Kadomatsu)
27:20 汪観(Wankan)吉和田哲雄(Tetsuo Yoshiwada)
28:17 明鏡(Meikyo)小別当昌己(Masami Kobetto)
29:40 五十四歩下(Gojushiho sho)西谷賢(Ken Nishitani)
31:23 三進(Sanchin)奈藏稔久(Toshihisa Nagura)
33:21 壮鎮(Sochin)和田光二(Koji Wada)
34:56 雲手(Unsu)桑原功次(Koji Kuwabara)
36:56 百〇八(Suparinpei)野口哲郎(Tetsuo Noguchi)
39:39 珍手(Chinte)奈藏稔久(Toshihisa Nagura)
41:00 慈陰(Jiin)眞下欽一(Kinichi Mashimo)
42:03 征遠鎮(Seienchin)門松善郎(Yoshiro Kadomatsu)
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■ 創立五十周年を翌々年に控えた昭和四十七年五月二十四日、五十周年を記念してどのような事業を行うかについて計画準備会議が開かれた。種々の案が検討された結果、記念事業として①空手型保存フィルムの撮影、②『空手道集成』の再発行、③空手部部史の編纂、④十段制の実施、⑤記念演武大会および祝賀会の開催、の五事業を遂行することを決定した。
■ 型映画の撮影
この映画作成を成功させるためには、①財政の裏付け、②制作者の選定、③正しい型の演武、の三要諦をクリアーする必要があった。小幡部会長を中心として検討会議を重ねた結果、財政面については諸先輩の努力と塾当局の協力により、小泉基金から約八〇万円の補助金を受けることができた。撮影を担当する制作者を誰に依頼するかについては、幸いにも塾の体育会から、塾員でNETテレビのチーフ・ディレクターの植松栄吉氏を紹介されたので、撮影関係は同氏に一任することとした。演武については、OBおよび現役からアンケートにより希望を募って、最終的に終戦後の卒業生から選考したが、該当者はすべて仕事をもっている人ばかりなので、休日や夜間を利用して型の稽古に励む状況であった。NETとも数次にわたり打ち合わせを行い、当初年内に撮影をする予定であったが、延期して来春に行うこととした。一方音響その他
の諸条件に合致した撮影場所を検討したところ、日吉の剣道場{