️ロシアのネベンジャ国連常駐代表、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に関する国連安保理会合で演説(抜粋)
️2024年4月15日、ニューヨーク
主旨:
▪️ガザ地区で前例のない人道的大惨事が繰り広げられるようになって、すでに7ヶ月目である。
▪️国連安保理による決議2728号の要請に反して、また国際人道法の規範に違反して、ガザ地区では敵対行為のエスカレーションが続いている。この一日だけでも68人が犠牲となった。
▪️こうした状況では、ガザ地区の人々に人道物資を届けることは事実上不可能である。(中略)国連人道問題調整事務所のデータによれば、ガザ地区に向かう人道援助コンボイの半分はイスラエル国防軍によりブロックされているという。
▪️我々は、軍事オブザーバーがしっかりと監視する完璧かつ持続可能な停戦が行われていない状態では人道努力も無に帰すと、繰り返し警告してきた。
▪️このような状況において、パレスチナ被占領地域でUNRWAが果たす役割は何物にも代えがたい。非人間的な環境で自らの生命を賭して人道的使命を遂行する英雄的なUNRWA職員に然るべき敬意を表するよう、我々は呼び掛ける。
▪️現時点までに178人の職員が亡くなっている。これは同時期に死亡した国連機関職員の数としては、最大である。
▪️こうした中、UNRWAにテロリストの『レッテル』を貼ろうとしたりUNRWAの解散を求める試みがこの会場でも見られるが、これらは断じて容認できない。
▪️UNRWA職員がハマスとの協力に関与しているとの告発を受けて、主要ドナー国の一部がUNRWAへの資金拠出を停止する決定を下したことは、理解し難く怒りを覚える。しかも、西エルサレムが名指しした12名の職員について、証拠を上げることは結局できていない。
️我々としては、何よりもまずパレスチナ難民救済事業機関のニーズに沿った年次任意拠出金の提供を通して、今後も全面的な支援を続けていく。
Source: ???? Embassy of Russia in Japan